日本の金融庁による規制を受けないため、国内FXとは異なる方式で取引できます。
当記事では、海外FXの危険性や違法性、メリットとデメリットについてまとめました。
国内FXと比較し、海外FXの何が優れているのか解説しています。
「海外FXに登録して取引してみたいけど大丈夫なの?」と疑問を抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【結論】海外FX業者の利用自体に違法性はない!
結論から言うと、海外FX業者の利用自体に違法性はありません。
海外FX業者の営業拠点は日本以外にあるため、金融庁による規制の対象外です。つまり、日本人のトレーダーが海外FXを利用するにあたって、法律的な規制はありません。
金融庁のホームページを見てみると、海外FXに関する内容で「違法」という文字が使われています。
日本で登録を受けずに金融商品取引業を行うことは違法です。
引用:無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください|金融庁
これはあくまでも無登録業者に対する呼びかけで、利用者側は適法です。日本に住んでいても、海外FX口座を開設してトレードを始められます。
しかし、海外FXで稼いだ利益の脱税行為は違法です。トレードで決済(利益確定)をすると、日本で税金を納める必要があります。
海外FXが危険だと言われる4つの理由を解説!
海外FXに違法性はなく、日本人のトレーダーも安心して取引できます。
しかし、「海外FXは危険」と言われているのは、次の4つが大きな理由です。海外FXの口座を開設してトレードを始める前に目を通しておきましょう。
日本の金融庁によって警告や注意喚起がされているため
海外FXの利用が危険との意見が飛び交っているのは、日本の金融庁によって警告されているからです。
FX会社は、「登録業者」と「無登録業者」に大きくわけられます。
金融庁のホームページでは、無登録の海外FX業者への注意喚起がされていました。
取引を行う前に取引の相手が登録を受けているかこちらで確認して、無登録の海外所在業者との取引は行わないよう、注意してください。
引用:無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください|金融庁
海外FXのなかには、金融商品取引業の登録を受けていない無登録業者が存在します。
無登録業者との取引で引き起こされやすい代表的なトラブルの事例は以下のとおりです。
- 口座に預けた資金が返ってこない
- 利益が出ているのに出金に応じてくれない
- 問い合わせをしても一切の回答がない
消費者庁の公式サイトでも、海外の無登録業者とのFX取引に注意して欲しいとの記載があります。
参考:無登録業者との外国為替証拠金取引(FX)にご注意ください!|消費者庁
悪質な詐欺業者に騙されるリスクがある
すべての海外FX業者が危険と言い切ることはできません。
長年にわたって営業を続けている海外FX業者は多いのですが、なかには詐欺を働く悪質な業者があります。
詐欺の事例は、「ルールに従っているのに出金できない」「不当な理由で口座を凍結させられる」などが代表的です。
悪質な詐欺業者に騙されるリスクがあるため、海外FXは危険とのイメージがあります。海外FXの投資に関する勧誘や高額なセミナー、ダイレクトメールには気をつけましょう。
出金拒否されて稼いだ利益を引き出せない恐れがある
海外FXの利用において、出金拒否は引き起こされやすいトラブルのひとつです。
出金拒否とは、顧客が取引で得た利益の引き出し依頼を拒否、または遅延させる行為を指します。
海外FXで出金拒否されるパターンは次の2つです。
- 業者が不当な理由で出金拒否や遅延をしている
- 顧客の取引手法に何かしらの問題がある
詐欺目的の悪質な業者の場合、トレーダーをだます目的で営業して出金依頼を拒否します。
しかし、「出金拒否された=危険な海外FX業者」と言い切ることはできません。取引ルールを守らなかったり規約に違反したりと、トレーダーに原因が潜んでいるケースもあります。
ハイレバレッジの危険なイメージがある
国内FXと違って海外FXが危険だと言われるのは、ハイレバレッジの危ないイメージがあるからです。
国内FXの場合、レバレッジは最大25倍まで(個人口座の場合)と決められています。
一方で海外FXは1,000倍以上、なかには2,000倍以上のレバレッジをかけた取引が可能です。もし10万円の資金で200倍のレバレッジをかけると、2,000万円と同等の取引ができます。
ただし、「海外FXのハイレバトレード=危険」とは一概に言えません。
海外FXは高すぎるレバレッジの代わりに、追証(追加保証金)が発生しないゼロカットシステムがあります。損失を最小限のところで防いでくれるため、レバレッジの高い海外FXが危険とは言い切れません。
【違いは何?】海外FXと国内FXを10個の項目で徹底比較!
項目 | 海外FX | 国内FX |
---|---|---|
運営会社 | 海外の業者 | 日本の業者 |
最大レバレッジ | 無制限 (1,000倍以上が多い) | 最大25倍(個人取引) |
通貨ペア | 平均50~70通貨 | 平均20通貨 |
スプレッド | 比較的広い | 比較的狭い |
追証 | 追証なし | 追証あり |
ロスカット水準 | 0~20% | 50~100% |
入出金の方法 | クレジットカード バーチャルマネー 銀行送金(国内銀行) 海外送金(海外銀行) 仮想通貨 | 銀行振込 クイック入金 |
取引ツール | MT4・MT5 | 業者の独自ツール |
ボーナス | ボーナスは多い | ボーナスは少なめ |
税金 | 総合課税 (累進課税で5〜45%) | 申告分離課税 (一律20.315%) |
上記では、海外FXと国内FXの違いを10個の項目で比較しました。
FXトレードができる点では同じですが、レバレッジや取り扱い通貨ペア、スプレッドや追証の有無など、さまざまな違いがあります。
どのような方に海外FXが向いているのか見ていきましょう。
- 高いレバレッジをかけて、少額で大きく利益を狙いたい
- 借金のリスクを負いたくない(追証が怖い)
- 豊富なボーナスを活用して取り引きしたい
海外FXはハイレバレッジやボーナスキャンペーンを中心に、国内FXにはない魅力があります。
海外FX口座でトレードする7つのメリットを徹底解説!
海外FX口座を使ってトレードするメリットは次の7つです。
国内FX口座と何が違うのか、詳しく見ていきましょう。
取引の透明性が高いNDD方式を採用している
FX取引は、下記のようにDD方式(Dealing Desk)とNDD方式(No Dealing Desk)に大きくわけられます。
取引方法 | 取引の特徴 |
---|---|
DD方式 | トレーダーの注文は、業者のディーラーを介してマーケットに流れる |
NDD方式 | トレーダーの注文はディーラーを介さず、直接市場につなげる |
海外FXのメリットは、多くの業者がNDD方式を採用しているところです。
注文が直接市場に流れるNDD方式は取引操作の心配がないため、取引における透明性が高くなります。
また、注文から約定までのタイムラグも生じづらく、リクオート(約定拒否)やスリッページのリスクが少なめです。
海外FX業者とは違い、国内FX業者の多くはDD方式を採用しています。
ハイレバレッジで取引できる
海外FX業者と国内FX業者は、最大レバレッジに違いがあります。
FX業者 | 最大レバレッジ |
---|---|
海外FX業者 | 400~1,000倍が多い(無制限の業者もある) |
国内FX業者 | 最大25倍(個人取引の場合) |
レバレッジとは、担保となる証拠金よりも大きい金額でFX取引できる仕組みです。
海外FXは最大レバレッジ400~1,000倍の業者が多く、なかには無制限のところもあります。
少額の資金でも大きな利益を狙えるのは、海外FX口座でトレードするメリットです。
国内FX業者の個人口座の場合、レバレッジは最大25倍までと決められています。
ハイリスク・ハイリターンの取引がしたい方は、海外FX業者を選びましょう。
ロスカットされる証拠金維持率の水準が低い
FX取引におけるロスカットとは、損失が一定の水準に達したときにポジションを強制決済する仕組みです。
業者によって異なりますが、海外FXと国内FXのロスカット水準には次の違いがあります。
FX業者 | ロスカット水準 |
---|---|
海外FX業者 | 0~20%の業者が多い |
国内FX業者 | 50~100%の業者が多い |
ロスカット水準で比較してみると、海外FX業者は低めに設定されていることがわかります。
数値が低いほど長くポジションを持ち続けられるため、海外FXは強制決済されて損をする可能性が低くなるのがメリットです。
海外FXは国内FXと違い、リスクを取って大きな利益が狙えます。
ゼロカットシステムの採用で追証が発生しない
海外FX業者の多くは、ゼロカットシステムを取り入れています。
ゼロカットシステムとは、取引で損失が出て証拠金がゼロになった際に、強制的に決済されて借金を負わないようにする仕組みです。
つまり、ゼロカットシステムを採用している海外FX業者は、基本的に追証(追加証拠金 )が発生しません。
相場の急変で口座残高がマイナスになっても、その分をゼロに戻してくれます。
投入した証拠金以上の負債を背負うリスクがないため、ゼロカット目当てで海外FX口座を利用するトレーダーは少なくありません。
取り扱っている通貨ペアや銘柄が多い
海外FX業者と国内FX業者は、以下のとおり取り扱っている通貨ペアや銘柄に違いがあります。
FX業者 | 取り扱い通貨ペアや銘柄 |
---|---|
海外FX業者 | 平均50~70通貨 |
国内FX業者 | 平均20通貨 |
業者によって異なりますが、マイナーな通貨ペアで取り引きしたいなら海外FX業者の利用がおすすめです。
海外FX業者のなかには、株価指数や仮想通貨などのCFD取引に対応しているところもあります。
海外FX口座を開設すれば、自由なトレードスタイルで取り引きできるでしょう。
機能性の高い取引プラットフォームが使える
国内FX口座の多くは、業者が採用しているオリジナルツールで取引をおこなう形になります。
一方で海外FX業者は、機能性の高い取引プラットフォームのMT4やMT5が使用可能です。
MT4やMT5には、次の3つのメリットがあります。
- チャート分析の種類が豊富で、さまざまな時間足が使える
- カスタマイズ性や拡張性が高い
- 自動売買プログラムのEAが使用できる
どちらの取引プラットフォームも、ダウンロードは無料です。海外FX業者を乗り換えたとしても、MT4とMT5が利用できれば、使い方を一から覚える必要はありません。
豪華なボーナスやキャンペーンが多い
国内FX業者と比較してみると、海外FX業者はボーナスやキャンペーンが豪華です。
海外FX業者で用意されていることの多いボーナスを3つ見ていきましょう。
ボーナスの種類 | ボーナスの獲得条件 |
---|---|
口座開設ボーナス | 新規口座開設する(本人確認を済ませる) |
入金ボーナス | 入金を済ませる |
取引ボーナス | 指定された条件で取引をおこなう |
海外FX業者なら最初の軍資金が少なくても、ボーナスを活用して証拠金の額を増やせます。
効率的に取引を始められるのは、海外FX業者の大きなメリットです。
ただし、もらったボーナスをそのまま出金することはできません。ボーナスの金額や条件は業者で異なるため、最初に利用規約を確認しておきましょう。
海外FX口座でトレードする前に押さえておきたい5つのデメリット…
海外FX業者は、ハイレバレッジでの取引やゼロカットシステムの採用が魅力的です。
しかし、海外FX口座でトレードするにあたって、次の5つのデメリットがあります。
海外FX業者を利用する前にチェックしておきましょう。
スプレッドが広く設定されている
国内FX業者と比較してみると、海外FX業者はスプレッドが広く設定されています。
スプレッドとは、FX取引の売値(Bid)と買値(Ask)の差で、トレードにおける実質的な手数料です。以下では、海外FX業者と国内FX業者でドル/円の平均スプレッドを比べてみました。
FX業者 | ドル/円の平均スプレッド |
---|---|
海外FX業者 | 0.8~1.7pips |
国内FX業者 | 0.1〜0.3pips |
スプレッドの狭い国内FX業者の方が、余計なコストを抑えて取引できます。また、スプレッドが狭い海外FX業者は、別途で取引手数料を取られるケースも少なくありません。
入出金に一定のルールが設定されている
海外FX業者のデメリットは、入出金に関するルールが複雑なところです。
業者によって異なりますが、代表的な入出金のルールをいくつか挙げていきます。
- 同一名義のアカウントからしか入金や出金ができない
- 入金と同じ方法を使って出金しないといけない
- クレジットカードへの出金は入金額まで
入出金のルールが細かく設定されているのは、マネーロンダリング防止が目的です。ルールに沿った入金や出金をしないと、出金拒否や口座凍結のリスクが高まります。
海外FX口座を開設して取り引きする前に、利用規約やガイドラインを読んでおきましょう。
出金の依頼から着金までに時間がかかりやすい
海外FX業者は、出金を依頼してから着金されるまでに時間がかかりやすいのがデメリットです。
出金依頼から着金までの所要時間は業者で異なりますが、5~7営業日程度かかるところも少なくありません。また、「詐欺業者だった」「口座情報が間違っていた」「禁止行為をしていた」などの原因で、出金拒否のリスクもあります。
トレーダーのミスによる出金拒否は、しっかりと注意していれば大丈夫です。しかし、詐欺を働く悪質な海外FX業者は一定数存在するため、信頼できる会社を選びましょう。
安全性の高い海外FX業者は、金融ライセンスの取得や出金拒否の噂である程度判断できます。
稼ぐ金額が多いと税金面で不利になりやすい
以下では、海外FXと国内FXを税金面で比較してみました。
項目 | 海外FX | 国内FX |
---|---|---|
課税方式 | 総合課税 | 申告分離課税 |
税率 | 累進課税で5~45% | 一律20.315% |
損失繰越 | できない | 3年まで |
損益通算 | 雑所得や総合課税の所得なら可能 | 先物取引に係る雑所得等は可能 |
国内FXの利益は一律20.315%の申告分離課税が適用されるのに対して、海外FXの利益には5%~45%の累進課税が適用されます。
つまり、海外FX口座の場合、稼ぐ金額が多ければ多いほど支払う税金が高くなるのがデメリットです。
海外FXである程度の金額を稼げるようになったトレーダーは、経費の申告や法人口座の利用などの節税対策を考えましょう。
日本語に対応していない業者がある
海外FX業者は、日本ではなく海外の会社が運営しています。
そのため、すべての業者が日本語に対応しているわけではありません。
国内FX業者と比較し、サポートや問い合わせでコミュニケーションを取りにくいのが海外FX業者のデメリットです。
公式ホームページは日本語表記でも、曖昧な日本語が使われていたり翻訳ツールで対応したりといった業者はあります。
取引で不安が残る方は、日本語サポートに力を入れている海外FX業者を選んでください。
海外FXの口コミや評判を紹介!
ここでは、海外FXでトレードしている方の評判を紹介していきます。
- 海外FXの良い口コミや評判
- 海外FXの悪い口コミや評判
海外FX口座を開設する前に、良い口コミと悪い口コミの両方を確認しましょう。
海外FXの良い口コミや評判
海外FXに関する口コミを見てみると、「ゼロカットシステムが安心」とのコメントがありました。
海外FXは不安定だからやめたけど ゼロカットシステムってやっぱり安心だな。
引用:X
海外FXは強制ロスカットが間に合わなくて口座残高がマイナスになっても、追証(追加証拠金)が発生しません。
ゼロカットシステムは、トレーダーが直面するリスクを軽減してくれる機能です。
また、「レバレッジのおかげで少額から成り上がれる」「MT4が使えるのが良い」との口コミもあります。
海外FXはそれこそレバレッジのおかげで少額から成り上がれたり MT4が使えたりメリットが多いです
引用:X
機能性の高いプラットフォームのMT4を使い、ハイレバレッジで取引したい方に海外FXはおすすめです。
海外FXの悪い口コミや評判
海外FXに関する悪い口コミを見てみると、「アービトラージをやっていないのに出金拒否された」との投稿がありました。
海外FX得意技の出金拒否でチーン。 アービトラージ1ミリもやってない&元本すら戻ってこず結構な額持っていかれてもーた
引用:X
基本的にルールを守ってトレードしていれば、不当に出金拒否されることはありません。
しかし、詐欺目的の悪徳業者を利用すると、「利益が出たのに出金できない」と出金拒否のリスクが高まります。
出金拒否のトラブルを避けるためにも、安全性の高い海外FX業者を選びましょう。
また、「海外FXに入金してぼろ負けした」との口コミもありました。
ここだけの話100万近くあった資産がここ1ヶ月で0になりました。 国内FXでのぼろ負けを海外FXに入金してさらにぼろ負け。
引用:X
海外FXも国内FXも、100%勝てる必勝法はありません。
FXで勝てないと悩んでいる方は、チャート分析をしたり損切りのルールを守ったりしてください。
安全性の高い海外FX業者に共通する3つの特徴!
安全性の高い海外FX業者には、次の3つの共通する特徴があります。
- 難易度の高い金融ライセンスを取得している
- 信託保全で顧客の資産を管理している
- SNSで詐欺業者や出金拒否の噂がない
トラブルを避けるためには、信頼できる業者を選ぶのが大事です。
海外FX口座を開設する前に、目を通しておきましょう。
難易度の高い金融ライセンスを取得している
優良な海外FX業者は、難易度の高い金融ライセンスを取得しています。
海外FXの主要な金融ライセンスは次の4つです。
金融ライセンス | 大まかな特徴 |
---|---|
英国金融行動監視機構(FCA) | ロンドンを中心に管轄する金融規制機関 |
全米先物協会(NFA) | アメリカ国内にある金融規制当局 |
スイス金融市場調査局(FINMA) | スイスで活動する金融機関を監督する機関 |
ニュージーランド金融市場庁(FMA) | ニュージーランド市場を監視する金融機関 |
厳しい基準をクリアしないと、これらのライセンスを取得できません。
つまり、難易度の高い金融ライセンスを持っている海外FX業者は、安全性が高いと判断できます。
信託保全で顧客の資産を管理している
海外FX業者の主な顧客の資産管理方法は、信託保全と分別管理の2種類です。
信託保全と分別管理の仕組みにどのような違いがあるのか見ていきましょう。
資産の管理方法 | 仕組み |
---|---|
信託保全 | 顧客の資産を外部の信託銀行に預けて管理する |
分別管理 | 顧客の資産と業者の運営資金を別の銀行で管理する |
信託保全と分別管理の大きな違いは、顧客の資産が保証されるのかどうかです。
分別管理の海外FX業者に、資金保証義務はありません。
そのため、外部の銀行に預けて顧客資産を管理している信託保全の海外FX業者のほうが、安全だと判断できます。
しかし、分別管理の海外FX業者でも、第三者機関の保険や保証会社に加入していれば安心です。
SNSで詐欺業者や出金拒否の噂がない
海外FX業者の安全性を判断するにあたって、SNSの口コミや評判は役立ちます。
利用したい海外FX業者が見つかったら、SNSで悪い噂を調べてみましょう。
「業者名+詐欺」「業者名+出金拒否」で検索してみるのが効果的です。
過去に悪行が多い海外FX業者は、できる限り避けたほうが良いでしょう。
しかし、特定の海外FX業者の悪い噂を流すネガティブキャンペーンの可能性は十分にあります。
SNSの情報をすべて鵜呑みにするのではなく、参考程度に留めておくのがベストです。
安全で信頼できる海外FX業者3選!
次の3つの海外FXは、安全で信頼できる業者です。
海外FX業者選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1位:AXIORY(アキシオリー)
FX業者名 | AXIORY(アキシオリー) |
---|---|
運営会社 | Axiory Global Ltd |
金融ライセンス | ベリーズ国際金融サービス委員会 |
最大レバレッジ | 2,000倍(マックス口座) |
取引口座の通貨ペア | 60種類以上 |
スプレッド | 米ドル円:0.5pips~ |
ボーナス | |
公式サイト | AXIORY公式 |
AXIORY(アキシオリー)は、約定力の高さが魅力的な海外FX業者です。
10年以上にわたって、日本人のトレーダーにサービスを提供している確かな実績があります。出金拒否の悪い噂はほとんどなく、信託保全で顧客の資産を管理しているのも安心ポイントです。
また、AXIORYは紛争解決機関のFinancial Commission(金融委員会)に加入しているため、万が一倒産しても20,000ユーロの補償金が支払われます。
安全にトレードしたい方は、AXIORYの口座を開設しましょう。
\ 10年以上の運営実績と信託保全で安心! /
公式サイト:https://www.axiory.com/jp/
2位:XM Trading(エックスエム)
FX業者名 | XM Trading(エックスエム) |
---|---|
運営会社 | Tradexfin Limited |
金融ライセンス | セーシェル金融庁(FSA) モーリシャス金融委員会(FSC) |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
取引口座の通貨ペア | 50種類以上 |
スプレッド | 米ドル円:0.9pips~ |
ボーナス | 新規口座開設ボーナス:15,000円 入金ボーナス:100%(500ドルまで) |
公式サイト | XMTrading公式 |
XM Trading(エックスエム)は、老舗企業の安心感がある海外FX業者です。
日本国内で知名度が高く、初心者から上級者まで幅広いトレーダーに支持されています。
2種類の金融ライセンスを取得したり出金拒否の噂がほとんどなかったりと、安全性の高さは申し分ありません。
また、XM Tradingはボーナスやキャンペーンが豊富です。新規口座開設ボーナスや入金ボーナスをもらい、お得に取引したい方は利用してみましょう。今なら新規口座開設で13,000円のボーナスをゲットできます。
\ 日本人人気No.1!安全性、信頼性抜群!/
公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/
3位:Titan FX(タイタンFX)
FX業者名 | Titan FX(タイタンFX) |
---|---|
運営会社 | Titan FX Limited |
金融ライセンス | バヌアツ金融サービス委員会(VFSC) モーリシャス金融委員会(FSC) |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
取引口座の通貨ペア | 60種類以上 |
スプレッド | 0.33pips~ |
ボーナス | |
公式サイト | TitanFX公式 |
Titan FX(タイタンFX)は、狭いスプレッドが魅力的な海外FX業者です。
Zeroブレード口座は、米ドル円の平均スプレッドが0.33pips~と、コストを抑えて取引できます。
2種類の金融ライセンスを取得したり複数の保険に加入したりと、安全性も高い業者です。トレーダーが安心して取引できる環境を整えています。
Titan FXは取引の禁止事項がほとんどないため、スキャルピングトレードで稼ぎたい方におすすめです。
\ 10年以上の運営実績と充実の日本語サポート! /
公式サイト:https://titanfx.com/jp/
海外FXの始め方を4つのステップでわかりやすく解説!
以下では、海外FXの始め方を4つのステップでわかりやすく解説していきます。
- 業者を選んで公式サイトで口座を開設する
- 取引ツール(MT4・MT5)をダウンロードする
- トレードを始めるための資金を入金する
- 早速トレードを始める
何から始めれば良いのか、わからない方は要チェックです。
最初に、海外FX業者を選んで公式サイトにアクセスしましょう。
業者によって異なりますが、口座開設で必要な情報は以下のとおりです。
- 居住国
- 名前
- メールアドレス
- 住所
- 電話番号
- パスワード
申し込みが完了したら、登録アドレス宛てのメールを受け取ります。
メール認証が終わったあとは、詳しいプロフィール情報を入力し、本人確認書類と住所証明書をアップロードしましょう。
海外FX業者の利用で書類の提出が必要なのは、年齢確認と本人確認をおこなうためです。
海外FX口座の開設が終わったあとは、取引ツールをダウンロードしましょう。
海外FXでは、MT4またはMT5のツールを使ってFX取引をおこなうのが一般的です。
MT4やMT5は、ロシアのMetaQuotes Software社が開発しています。
世界中のトレーダーに支持されているツールで、インジケーターによるチャート分析や自動売買プログラム(EA)を使えるところが魅力です。
MT4は古いバージョンで、MT5は新機能を追加しています。
どちらもパソコンとスマートフォンの両方に対応しているため、お好きな取引ツールを選びましょう。
取引ツールのダウンロードが終わったら、トレードを始めるための資金を入金します。
海外FX業者の主な入金方法とメリットは以下のとおりです。
海外FXの主な入金方法 | メリット |
---|---|
クレジットカード | 入金までの流れがシンプルで、即時反映される |
銀行振込 | ネットバンキングの利用で気軽に入金できる |
STICPAY | 入金反映までの時間が短く、仮想通貨も使える |
bitwallet | 多くの業者が採用していて、資金移動の手間が省ける |
仮想通貨 | 銀行やオンラインウォレットを通さずに入金できる |
クレジットカードや銀行振込に加えて、STICPAYやbitwalletなどのオンラインウォレットが使えます。
お好きな方法を選び、マイページから資金を入金しましょう。
海外FX口座への資金の入金が終わったら、早速トレードを始められます。
FX取引は、エントリー時点と決済時点の価格差を利用して利益を得る仕組みです。
まずはドル・日本円・ユーロなど、流動性の高い通貨ペアで取り引きしてみましょう。
これらの通貨ペアは、トレンド(値動きの方向性)が明確になりやすいのがメリットです。
マイナーな通貨ペアよりもスプレッドが狭いため、取引コストも抑えられます。
いきなりリアルマネーを使って取り引きするのが怖い方には、デモトレードの利用がおすすめです。
デモ口座を開設できる海外FX業者は多く、仮想のお金を使って取引の練習ができます。
海外FXのまとめ
海外FXは国内FXと違い、高いレバレッジや追証が発生しないゼロカットシステムがメリットです。
「海外FXは危険性が高い」とイメージしている方はいますが、トレード自体に違法性はありません。
金融ライセンスを取得していたり顧客の資産管理を徹底していたりと、安全性の高い業者を選んでいれば大丈夫です。
しかし、海外FX口座でトレードするにあたって、「スプレッドが広い」「入出金のルールが複雑」「税金面で不利」などのデメリットがあります。
メリットとデメリットの両方を把握し、海外FX業者の口座を開設してトレードを始めてみてください。